エコプロコート代表 伊藤 です。
早いもので、9月も今週で終わります。
ここ数日は自宅でエアコンなしでも過ごせるぐらい涼しくなりました。
さてさて、
ここ最近はグループ社内の欠員補充と業務拡大に伴う人材採用の為、採用面接をすることが多くなりました。
人材採用業務については、エコテラスグループの営業本部長である、長尾まゆみ(ながお まゆみ)が、募集媒体との段取りや就職希望者との調整業務を対応してくれているので、私は面接希望者について長尾本部長と一緒に採用面接を行っています。
「タイミング」と「ご縁」
当然、応募される就職希望者は弊社だけでなく他企業にも応募していることがほとんどなので、採用には「タイミング」という難しい要素が絡んできます。
また、就職希望者と会社やスタッフに共通事項があったりすると、「ご縁」という要素が、双方の意思決定に大きな影響を与えたりします。
一連の面接や採用を通じて、私自身の就職経緯についても思い返したりすることがあります。
私自身の「タイミング」と「ご縁」
私は、2006年に入社し、社歴が17年目になりますが、前職は「清掃業」でダスキンの清掃部門「プロのお掃除サービスマスター」にて、約10年に渡り個人事業としてフランチャイジー(加盟店)として仕事をしていました。
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元々、エコテラスグループ代表:星山崇行(ほしやま たかゆき)や、エコプロコートの前代表と知り合いだったり、ダスキンの先輩が既にこの会社で働いていたり、就職前から多くの「ご縁」がありました。
そして、私にとっては運命の日である【2005年12月15日】・・・たまたまの偶然が重なり、会社の忘年会に参加したことが、入社の直接的な切っ掛けとなりました。
その忘年会への誘いは、エコプロコートの前代表からで、
「忘年会参加者にキャンセルが出たので勿体ないから遊びに来なよ♪」とかなり間際に声がかかりました。
ダスキンは12月の大掃除シーズンで大繁忙期の為、例年12月30日まで1ヶ月間休みなしで働いていたのですが、たまたまその翌日に予定していた2005年12月16日のスケジュールがキャンセルで休暇にしていたので、「次の日休みだから遊びに行っちゃおうかな・・・」的な感じで参加することにしました。
この忘年会の席で、以前から面識のあった星山社長から、
「なんか、これから会社がかなり忙しくなりそうだから来年からうちで働かない?」・・・的なノリで入社の誘いがあり、自分の中では「ちょっと考えてみようかな・・・」みたいな感じだったのですが・・・・
宴会の中で、星山社長から
「来年から仲間になる伊藤ちゃんです♪」と全体発表があり、私もノリで「皆様よろしくお願いしまーす♪」みたいな感じで、その時点では冗談半分として受け取っていましたが、翌年の年始に、エコプロコート前代表から「今日仕事始めだけどなんで来てないの?」みたいな連絡があり「えっ?!」と思ったのが正直なところです。(笑)
今思うとこの「タイミング」が私にとって人生の大きなターニングポイントとなりました。
結果として今、幸せに暮らせているので、この時に星山社長に誘っていただいた事に心から感謝しています。
「初心忘るべからず」
あれから約17年の時を経て、採用や研修等に関わりながら、改めて感じることは、
「初心忘るべからず」
ということです。
「初心忘るべからず」という言葉は、元々日本の伝統芸能「能」の古典である『花鏡』(世阿弥・著)に由来します。
是非の初心忘るべからず
時々の初心忘るべからず
老後の初心忘るべからず
『花鏡』(世阿弥・著)より
是非とは、物事を習得する前の段階
時々とは、物事を習得する途中の段階
老後とは、物事を習得した段階
要約して一言で表すと、
常に成長し続ける姿勢をもち、自分の未熟さを忘れずに謙虚でいること
ですが、更に深掘りするとこんな感じになります。
信念と情熱:
ある目標や夢に向かって最初に取り組んだ情熱や信念を忘れずに、積極的に行動し続け進むべき方向を見失わない
謙虚さと成長:
成功や経験を積むと、自己満足感やプライドが高まるが、過去の謙虚さや学びの姿勢を維持し、新しいことを学び続ける
自己成長:
常に自己成長を追求するために、過去の経験や教訓から学び、自身のスキルや知識を向上させる
心機一転、新しい会社で働く際にはそれぞれの「初心」が存在します。
採用や研修を通じて、私自身も「初心」について考え、仲間として共に成長を続けたい・・・・
そんなことを思う今日この頃です。
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