服屋「御縁」
今日は久しぶりに自由が丘の息子のお店に、我が奥様と義母の3人で行ってきました。
お店は駅から徒歩5分ほどの住宅街にあって、開店は去年の7月、はや一年が過ぎました。
漢字は「御縁」と書いて、「みえにし」と発音します。
「人」と「事」と「物」
「作り手」と「お客様」と「自分」
を結びつける思いを込めての命名だそうです。
高校生の時からいつか自分のセレクトショップを持つことを夢に、サラリーマンとして働きながら貯金して、銀行からも借入(この時期に銀行から借入できたのは、本当にびっくりでした)して、ようやく開いた念願のお店です。扱う商品はもちろん、内装にもこだわりが散りばめられています。
例えばこの入り口の扉は、和紙を貼ってその上からコーティング(UVコーティングではありませんw)をしたもので、なんとも言えない、重厚な、落ち着いた感じの風合いがあります。
「御縁」の服はと自然素材を生かしたものが多く、好みがはっきりします。風合いが素敵ですが、自分にはとても似合わない商品ばかりですw
例えばこの服の職人さんは染めから縫製、シルバーのボタンの削り出しまで全て一人で作っているそうです。
一般的な洋服屋さんが嫌がることを自店の特徴としてサービス提供
「御縁」では服の染め直しをしてくれます。これは一つの良いものをより長く着続けて頂きたいというお店のコンセプトによるもので、普通の洋服屋さんはあまりしないんだそうです。ではなぜ「御縁」ではそのサービスを提供するのか。それはお客様との関係性を深めるため。そうなることでお客様との信頼関係が深まり、お客様がお客様を連れてきて頂けるようになります。
これは私の仕事、U Vコーティングの仕事とも通じる点です。
帰り際、店を出て少し歩いたところで振り返ると、素敵な感じのご婦人が店に立ち寄ろうとしていました。そして何と私たちに手を振るではありませんか!
我が奥様がLINEで「どなた?知り合い?」と聞くと、「店の常連さん」とのこと。
息子の思いは着実に積み重なっているようです→親バカ(笑)
追伸
カウンターの上に営業のハガキが来ていました。
書き添えた一言がとてもいい感じで、勉強になりました。僕も資料送付時には署名だけは手書きで書いているのですが、もっと字が綺麗ならこういう一言を書きたいです・・・