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私たちのこと

ガン宣告されたコーティング営業マン No.1214

こんばんは!
えー、ブログ当番をすっかり忘れて、自宅で慌ててネタ探ししています^^;
で、変なものを見つけちゃいました。ガン宣告された時の診断書などの書類です。

 

うーん、転移の可能性がありますね・・・・

今から17年前、行きつけの医院で大腸検査を受けた時、言われた言葉です。
「ちょっと大きいから転移の可能性もあるかもしれません」

転移?

病名はS 状結腸ガン。とっても多い癌の一つでした。全く予期しないガン宣告。「ガーン!」とショックを受けるから「ガン」かと思っていのですがw
意外にショックで頭の中が真っ白に〜ということはなく、家への道すがら思ったことは「保険はいくら出るんだろう」「奥さんにどう話そうか」「子どもたちにはどう話そうか、いや話さない方がいいか」、結構淡々としていた記憶があります。でも今思うと淡々というより「死」への実感がなかったのかもしれません。

 

あ、そうなんだ

指定された病院は、川崎市立病院。

私が幼稚園児の時、急性腎盂炎で入院、ある日屋上の金網を乗り越えて遊んでいたため、強制退院を食らったところですw w
自宅に戻り、奥さんに(自分なりには淡々と)事実を伝え、入院・検査することを伝えると、たった一言「ふうん、あ、そう。多分大丈夫だよ」。

楽観的です。でもこの楽観的なことに過去にはたくさん助けられたので、あ、大丈夫かも!と思えました。入院は三日間。初日の検査で組織を採取、転移が認められる場合、即手術の段取りでした。

ごめん、ごめん!

 

検査日が決まりました。大腸の検査は15分程度なんですが、事前準備が大変なんです。
とにかくスムーズに完了、あとは生体検査の結果待ちとなりました。

 

この事前準備が大変なので、検査後、そのまま入院し3日後の生体検査の結果によって再手術か決めることなりました。

 

そして3日後、朝、看護師さんが剃毛セットを持って病室に来たではありませんか!!!
ああ!、転移していたのか・・・

 

私   「・・・転移していたんですね・・・」
看護師「私はスケジュールされていたので、検査結果は知らないんです。確認してきますね」

 

数分後、バタバタバタバタと歩くスリッパの音と共に主治医が部屋に来ました。

「ごめんごめん、忘れてた! 転移ない。大丈夫大丈夫」

いや、笑えんて、先生・・・・

まぁ、結果オーライだったわけです。あと、どうしてもできなかった禁煙ができました。
どんなにしてもできなかった禁煙ができた・・・・一番の成果物ですw w

 

一度は死んだ身、これでどんなことでも乗り越えられる自分になった!
とはならない訳で、まぁそれもいいかと思う今日この頃です🎵​

 

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