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スタッフ星山

使用済みタイヤの環境問題に挑む サムライカーボンズ No.830

皆様こんにちは、法人部の星山です!

エコテラスグループ、新事業会社の【サムライカーボンズ】の記念すべき第一号機目の工場が出来上がり、7月29日に竣工式を迎えました。

実は私は身内枠として式典に参加させて頂きましたが、エコテラスグループ次期代表の伊藤が竣工式の報告を下記のブログでも紹介しておりますので、

人生初のテープカット ~サムライカーボンズ株式会社 茨城工場 竣工式~ No.829

今日はブログにてサムライカーボンズという会社についてもお伝えできればと思います!

タイヤの処理の問題

さて、使用済みタイヤの処理は環境問題や健康への懸念を引き起こす重要な課題というのを、皆様はご存じでしょうか。

以下は使用済みタイヤの処理に関連する問題点と取り組むべき対策についての一般的な情報です。

  1. 環境への影響:使用済みタイヤは非常に長い時間をかけて分解されるため、不適切な処理が行われると土壌や水源への汚染につながります。
    また、タイヤは火災を引き起こす可能性もあり、これによって有害な化学物質が大気中に放出されます。
  2. 健康への影響:使用済みタイヤの不適切な処理によって発生する煙やガスには、有害な化学物質が含まれており、これが呼吸器疾患や他の健康問題の原因となる可能性があります。
  3. 不法投棄:タイヤの適切な処理にはコストがかかるため、一部の不良業者や個人が不法投棄を行うことがあります。これにより景観の悪化や環境への悪影響が広がる可能性があります。

これらの問題を、一撃で(笑)、解決するために、サムライカーボンズは画期的なプラントを作りました。

サムライカーボンズの新工場

プラントは当初、今年の1月の末に稼働する予定でした。

ですが、初めてのチャレンジということで様々なイレギュラーもあり、結果約半年の遅れでの竣工式となった次第です。

このプラントは、上記で述べたように日本や世界中で社会問題にもなっている使用済みのタイヤの処理の問題を一撃で解決できる、画期的なプラントです。

処理の過程において、40%のオイル、15%のスチール(これは鉄になるのです。)そして約40%前後の再生カーボンブラックというものが出来ますが、鉄やカーボンはプラスチックメーカーなどへ、油は農協など油代が高く困っている企業に対し販売、、、

新たな資源として生まれ変わり、世の中に戻していくという先進的な技術になります★

いたるところで処理に困りがちな使用済みタイヤが新しい資源へと生まれ変わる、まさに、

循環型のビジネスモデルの代表でもあると、思っていただいて宜しいと思います。

工場の完成と竣工式を迎えたという事

タイヤのリサイクル工場の完成と竣工式を迎えることは、環境への貢献と持続可能性への一歩となります。

工場が稼働することで、使用済みタイヤの適切な処理と再利用が可能になり、環境への負荷を軽減することが期待されます。

サムライカーボンズによって以下のようなポジティブな影響が期待できます:

  1. 環境保護:リサイクルによって、廃棄物として処理されることがないため、土壌や水源への汚染を防止し、環境への負荷を減らすことができます。
  2. 資源再利用:リサイクル工場によって、使用済みタイヤから再利用可能な材料やエネルギー源が生産されます。これにより、新たな原材料の需要を減らし、自然資源の節約に寄与します。
  3. エネルギー回収:熱分解プロセスなどを用いて、使用済みタイヤからエネルギーを回収することができます。これにより、再生可能エネルギーの供給に寄与します。
  4. 新たな雇用機会:リサイクル工場の運営には多くの技術的な知識と労働力が必要とされます。工場の設立によって、地域の雇用機会が生まれることが期待されます。

そして、、、竣工式は、地域のコミュニティや関係者による共感と感謝の気持ちを示す良い機会でもありました。

猛暑の中、とても不便なところではありましたが、県会議員の方も含め100人以上の方にお越しいただき、環境問題への挑戦から新しい産業の創出や雇用機会の拡大に寄与することへの期待のお言葉も沢山頂けました。

地球環境のために、個人やコミュニティレベルは勿論、企業や地域社会、国家レベルでも実践することが重要だと思います。

私達エコテラスグループの新事業会社であるサムライカーボンズが使用済みタイヤの処理問題を改善し、

継続的にさらには2号機、5号機、10号機、、、と全国に展開することで、新たな雇用を生み出し続けるとともに、環境への負荷を軽減させていけると期待しています。

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