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私たちのこと

人を大切にする組織は強い No.783

世界は弱肉強食?

Yahoo知恵袋だったか何で読んだのか、記憶がないのですが世界は弱肉強食だろうか?という質問に対して、こんな回答がありました。

「強い者」が残るのではなく、環境に「適した者」が残る、適者生存

そのための人間の生存戦略は「社会性」で、社会的弱者※も含め多様な「人」が共存できるような社会性を維持することで「人間」という種が繁栄してきた、というような内容でした。適者生存、なるほどなぁととても感心した記憶があります。

社会的弱者(しゃかいてき じゃくしゃ、英: socially vulnerable)とは、一社会集団の成員でありながら、大多数の他者との比較において、著しく不利な、あるいは不利益な境遇に立たされる者(個人あるいは集団)のことである。(出典:Wikipedia)

多様性を保証する社会性が生存のカギ、というのは会社にも通じると思います。

大企業の新入社員募集は、同じ種類の動物を集めて(書類選考)、入社試験を通してさらに今の自分たち(企業)に近似した動物を集めるのに似ています。それでいて最近の若者は個性がない、とか言うんですからちょっとどうなんですかね〜。

一方の私たちエコテラスグループは、犬もいれば猿もいる、ライオンもいればウサギもたぬき(誰、それ?w)もいる、妻もいれば息子もいる笑)、そんな集団です。以前誰かが「アパッチ野球軍」のような組織と言っていましたが、まさに!という感じです。いや、もしかすると多様すぎかも(笑)

 

「心理的安全性(psychological safety)」

最近Google元アジア・パシフィック人財・組織開発責任者だったグジバチ氏の著作「心理的安全性 最強の教科書」を読みました。「心理的安全性(psychological safety)」という言葉があります。組織行動学の研究者でこの概念の提唱者であるエイミー・エドモンドソン氏はこう定義しています。

「対人関係においてリスクのある行動を取っても『このチームなら馬鹿にされたり罰せられたりしない』と信じられる状態」

この言葉が脚光を浴びたのは、今から10数年前にGoogle の「プロジェクト・アリストテレス」によってでした。「プロジェクト・アリストテレス」は、Googleに無数に存在するプロジェクトチームの中で効率的なチームの共通点を見つけるために徹底的に調査した時のプロジェクト名です。重要な5つの要因の中で最も影響があったのが「心理的安全性」でした。

『一般的にチームの生産性に関係すると思われていた要素〜たとえばメンバー個人のスキルやパフォーマンス、勤務場所(対面で働くのかそうでないのか)、在籍期間、仕事の量などが、チームの生産性にあまり影響を与えないという結果が出たのです。そしてチームに重要なのは「メンバーが誰か」ではなく、「メンバーがどのように協力しているか、であることがわかりました』

そのためには、『表面的な笑顔ややさしさで、良好そうな人間関係を取り繕う』のではなく、『相手と意見が違ったら対立を恐れずに「自分はそうは思わない」とはっきり自分の考え』を伝えることができ、『相手が間違っていたり、至らないと思うことがあれば「それは違うのではないか」とお互いに率直に言い合える」ことと指摘しています。

Agree to Disagree 意見が異なるという点において同意する

相手の考え方や価値観と違っていても率直に意見が言える、また自らとは異なる考え方や価値観を受け入れる=多様性の受容が重要となり、そのためには「心理的安全性」が重要な要素となる訳です。一方でグジバチ氏はこうも指摘しています。「心理的安全性はあくまでも組織の生産性を高めるための手段の一つであり、ゴールではない」。

 

社の行動指針「人を大切に」

私たちのグループ全体の行動指針です。「人を大切に」は人の多様性を受け入れることでもあります。私の上司である小澤部長「ダウンタウン ブルドーザー」 直販営業部長:小澤 昭市(おざわ しょういちの理想は、エコテラスグループが障害者も含めどんな人でも働ける多様性のある会社にする、というものです。今の私たちがそうである、ということではなく(いえ、今でも少しはそうなのですが)そこに向かって歩む意志を謳っています。私も大賛成です。なぜなら人を大切にする組織は強い、今はまだまだ足りなくても必ず強くなると確信しているからです。

チームに重要なのは「メンバーが誰か」ではなく、「メンバーがどのように協力しているか、である

このチームには社員、施工代理店を始めとした取引先の皆様、そしてお客様も含まれていると考えます。

 

 

 

 

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