「曺さんは本をよく読む」と言われることがあります。
自宅本棚 整理したのでだいぶ少なくなりました
会社の机の上
多少はそうなのかもしれませんが、自分でそう思ったことは一度もありません。理由は、ものすごい読書量の人を3人、それも身近な人たちを知っているからです。
1人は義兄。ビジネス関係から思想、宗教、政治と広範囲にわたります。何よりすごいのは、ただ読んでいるのではなく、本人の生き方と相関している点です。最近、周りからの勧めで自分史の本を出しました。僕のことも登場します。
義兄のお父さんは力道山の面倒をよく見ていたそうで、若かりし頃のアントニオ猪木もずいぶん可愛がってもらったそうです。最近、アントニオ猪木さんが亡くなったことに触れ、義兄から写真がメールされてきました。力道山とのツーショット、しかも相撲取り時代ですから貴重な写真ですね。
もう1人は、前回のブログで紹介したNさん(「Nさんとのご縁」)です。この人の読書量も凄かった❗️
以前仕事をご一緒していた時、我が奥様(同じ職場でした)と「ダレンシャン」のことを話していた時、Nさんが「面白いんだけど、長いんだよなあ」と言うので「子供の本ですよ、それ読んだんですか⁉️」とビックリして思わず聞いたことがあります。Nさんの読書分野も相当幅広かったです。IT、政治、思想、哲学などなどなど。英語もできるので原語でもよく読んでいました。
補足 小学校高学年以上向けですが、大人が読んでも結構面白いです。
ひょんなことから「奇怪なサーカス」シルク・ド・フリークのチケットを手に入れた、蜘蛛好きという他には平凡な少年ダレン・シャンは、深夜に家を抜け出し親友のスティーブと観に行ったサーカスで、毒グモマダム・オクタを操る正体不明のバンバイアのラーテン・クレプスリーと出会う。自分のせいでマダム・オクタに噛まれたスティーブの命を助ける為、ダレンはラーテン・クレプスリーと恐ろしい取引をすることになる。そして、ダレンの運命の歯車は大きく狂っていく……。(出典:ウィキペディア)
最後は新約聖書学者の田川先生です。
専門は新約聖書学ですから、その宗教はもちろん、政治、思想、哲学と広範囲です。しかも聖書を研究しているので古代ギリシャ語、ラテン語、ヘブライ語、アラム語、英語、独語、仏語に長けています。ちなみにアラム語はキリスト・イエスが話していた言語です。書き口調はべらんめぇ調で、批判の舌鋒はめちゃくちゃ鋭いんですが、内容はとても深く鋭いものです。でもご本人はめちゃくちゃ優しい人なんですよ。
というわけで上には上がいる!というお話でした🎵