エコプロコート代表 伊藤 です。
今年に入り、新型コロナウィルス感染拡大が再びぶり返してきました。
各種報道によると、オミクロン株については重症化のリスクは少ないようですが、予断を許さない状況がまだまだ続きそうです。
さて、今日は「感動」について考えてみたいと思います。
私は今年で47歳になりますが、歳を重ねるごとに涙腺がゆるみ、ちょっとしたことでも感動して涙を流す回数が増えたように感じています。
情動
「感動」することを含めた、人の感情の動きを心理学的に「情動」と呼びます。
特にこの「情動」がポジティブに振れた時に人は「感動」します。
逆にネガティブに振れると「怒り」や「憎しみ」となり表出しますが、その源泉には「悲しみ」が存在します。
この「怒り」の感情については先般こちらの記事でも触れてます。
〇〇とのギャップ
更に紐解くと、情動(感情)は「〇〇とのギャップ」で生まれます。
〇〇に入る言葉は「期待」です。
「喜び」「嬉しさ」は、期待していることが実現した時の感情
「怒り」は、期待していることが実現しなかった時の感情
「悲しみ」は、期待していることを完全に失ってしまった時の感情
図にするとこうなります。
ちなみに、映画鑑賞や音楽鑑賞といった間接的な体験による情動(感情)は、臨床心理学では「投影」と呼び、自分の体験した出来事や思いを対象(作品)に写し出すことにより起きるそうです。
涙の理由
強く感動すると人は涙を流します。
そして、時に「怒り」の感情が涙を誘発することもあります。
実はこの「情動」により涙を流すことは、人にとって良いことだそうです。
情動による涙は、振れた感情を中和する役割も果たしているのですね。
どんな仕事であってもお客様を感動させることが究極のゴールだと思っています。
それを実現し続けるのは、なかなか難しいことではありますが、理想は高くありたいものです。
そして仕事にとどまらず、世界中のすべての人が、人に感動を与える事を生きがいにすれば素晴らしい世界になりますね。
・・・・こんなことを妄想しながら日々過ごしています。