エコプロコート代表 伊藤 です。
このスタッフブログは、毎日更新を目標に掲げ、スタッフ全員が意識的に取り組んでいます。
そして私は基本的に日曜日は出勤しているので週1回日曜日に投稿するようにしています。
まだまだ、「ほぼ毎日更新」といった感じですが、日々お客様対応業務で忙しいにもかかわらず、スタッフが精力的にブログに取り組んでいることには心から感謝しています。
さて
今日は「伝わる」ということについて考えてみます。
「伝える」と「伝わる」
「伝える」と「伝わる」
言葉は同じようですが意味が全く異なります。
「伝える」は主格が自分で、一方通行の行為です。
対して「伝わる」は主格が相手で、「伝える」行為の結果、相手が正しく理解した状態までが含まれます。
言い換えれば、「伝える」は「伝わる」ことを目的とした手段の一部で、「伝わる」為には、確認や合意形成等、双方向のコミュニケーションが必要となります。
特に管理職やリーダーといった人を動かす立場の人間はこの「伝わる」を常に意識することが大切です。
この意識が足りないと、伝えたつもりでも、全く別の意味で理解されていたり、理解が不十分だったりします。
・・・実は私もよくあります(反省)
「共有の3段階」
どうしたら正しく「伝わる」のでしょうか?
先日、とある勉強会で学んだことがあります。
それは「共有の3段階」という考え方です。
【共有の3段階】
■深度1:知っている(聞く)
┗事実の共有(文字、数字)
■深度2:わかっている(訊く)
┗意味の共有(意味がわかっている)
■深度3:思いをわかっている(聴く)
┗思いの共有(考え方がわかっている)
言葉だけでなく、その意味や、それに込められた思いまでもしっかり共有することが必要だという考え方です。
共有の深度を深めるには、相手にしっかりと聴いてもらえる為の場作りや、物の言い方への配慮が大切ですね。
「伝わる」達人になれるよう、この学びを実践し続けたいと思う今日この頃です。