こんにちは。
11月30日に節目の20期を終え、12月1日より21期という新たなスタートが始まるエコプロコート株式会社・直販営業部の山本です。
昨年の11月にも同じような文面で始めたブログがありますので是非ご覧ください。
前回のブログにも書いたのですが、20年もの間企業を存続させるって本当に凄い事です。
改めて、会社の礎を作り、今日までバトンを繋いでくださった先人の諸先輩方に感謝したいです。
先輩方、ありがとうございます。
さて、本題。
老舗企業
『老舗企業』
みなさま聞いた事あると思いますが、【老舗企業】の定義をご存知ですか・・・?
私は知りませんでした。
調べたところ、明確な基準はないそうですが、創業(設立)から100年を経過した企業を指すそうです。(事業歴50年以上や、事業歴30年以上を指す場合もあるそうです)
そして、創業100年以上の老舗企業の数で世界一なのは【日本】なのです!!
その数なんと4万5,189社(2024年現在)!!
世界最古の企業も日本に存在しております。(西暦578年に創業のした株式会社金剛組です)
誇らしいですね!!
しかし・・・
相次ぐ老舗企業の倒産
最近、こんなニュースを目にしました。
世界に誇る「ニッポンの老舗」が、のれんを下ろすケースが増えている。
創業・設立から100年以上の業歴を有する「老舗企業倒産」は、2024年上半期(1-6月)に74件発生。
前年同期から約2倍も増加し、年上半期としては過去最多を更新した。
日本の老舗企業は4万社以上を数え、毎年約2000社が100年経営企業として仲間入りするなど、世界のなかでも群を抜いた老舗大国だ。
多くの災害や需要の変化などを乗り越え、進取の気性を持ちながら100年以上も事業を続ける老舗の強みに学ぶことは多い。
しかし、激しく変化する経済情勢に飲み込まれるケースが続出しており、老舗の底力が試されている。
・・・
倒産が過去最多・・・
100年以上も伝統を守って存続してこれたのに・・・
老舗企業=安泰企業だと思っていたのに・・・
何故?
どんな業種が?
🔍
調べてみたところ、倒産した企業の業種は製造業が最も多く、倒産理由で一番多かったのは『物価高倒産』になり、次に『後継者不在』になるそうです。
なるほど。
「物価高だー」と良く聞きますが、個人だけでなく企業の物価指数も上がっているという事ですね。
その他にも
- コロナ倒産
- コンプライアンス違反倒産
など様々な理由があるかと思いますが、多くの災害や需要の変化、時代の変化などを乗り越え、伝統を守ってきた歴史ある企業の倒産が相次いで起きているというのはとてもショックです。
老舗企業の倒産から学ぶ
倒産は決して他人事ではなく、『明日は我が身』です。
特にコンプライアンス違反は一瞬にして社会的信用が失墜し、取引先や消費者からの信用を失い、企業の存続に影響を及ぼします。
失った信用を取り戻すには多大な労力と時間を要し、体力のない中小企業ほど倒産に至る可能性が高いと私は考えております。
そうならないために!!
社員一人ひとりが自分事として捉える事が何より重要です。
参考までによくあるコンプライアンス違反がコチラ↓↓
- 情報漏洩
- ハラスメント
- 不正会計
- 過重労働(残業代未払い)
- 景品表示法違反
- 補助金等の不正受給
沢山ありますね。
熱く語り始めてしまいそうなので、そろそろ締めに入ります。
1oo年続く企業作りのために
偉そうな事は言えませんが、100年続く企業(老舗企業)になるために・・・
今までの伝統を守ろうとするだけではなく、時には【捨てる勇気】を持ち、新たな伝統を作り出し、会社のバトンを若い世代に渡し、諸先輩方の意思を届けていかなければなと思いました。
絶対に変えてはいけない【企業理念】や【ステートメント】は守り抜きながら。
最後に・・・
先の自民党総裁選挙で石破総理大臣に敗れてしまった高市早苗衆議院議員の言葉で締めさせていただきます。
2024年山本が選ぶ名言第一位です!!
YouTubeやInstagramでもたくさん動画が出ており、ネットで【高市早苗 私たちが生きている今】と検索すればヒットします。
《高市早苗衆議院議員名言》
私たちが生きている今
それは誰かが
命がけで守ろうとした未来だった
本当にたくさんの方々が
命がけで守ってくださった未来に
今私たちは生きてます
ですから
今生きている私たち
まず命が大事
安心も大事
そして経済成長も大事
色んな大事なこと
しっかりと成し遂げて
次の世代に受け渡すのが
今生きている私たちの
責務だと私は思っております
刺さります。
押忍。