瀬川です。
先日の試合から10日が経ち、トレーニング強度はかなり落としていますが、いろいろなことに追われ慌ただしい毎日を過ごしていました。
今週からいつも通りのルーティンワークとなります。
私が今回タイトルマッチまで迎えられた経緯を書きます
引退のリミット
私は23歳までに格闘技1本で生活ができなければ、格闘技は引退するつもりでした。
年齢を決めていたのは、母が私のことを24歳で出産していたので、その年齢までには1人立ちできることが必須だと考えていました。
ちなみに、はじめてもらったファイトマネーは21,000円(笑)
それで保護犬カフェに20,000円寄付していました。
デュアルキャリアの道
22歳のときに、ご縁があり「愛犬の床」にスポンサー契約をしていただきました。
#愛犬の床 は、保護犬格闘家 瀬川さん @ryusegawa の活動に賛同し、スポンサー契約を締結することとなりました。瀬川さんの躍進と、人とわんちゃんとの幸せな出会いをスタッフ一同応援しております! https://t.co/NXNFict9at
— 「愛犬の床」フロアコーティング (@PetFlooring) February 12, 2020
その時に私自身がリミットを決めて、格闘技をしていることを伝えると、「愛犬の床」を取り扱っているエコプロコート株式会社・代表の伊藤社長にデュアルキャリア・アスリートのご提案をしてもらいました。
そして翌年(2021年)から研修期間(お試し)を設けてもらい、2022年に正式入社(就職)しました。
(競技を続けながら会社員として勤務したり、現役中から将来を見据えた準備をすることをデュアルキャリアといいます。)
詳しくは実業家で歌手のmisonoさんと「愛犬の床」ショールームでの対談動画で話しています。
師資相承
師資相承……師の教えや技芸を受け継いでいくこと。また、師から弟子へ学問や技芸などを引き継いでいくこと
私は今26歳ですが、まだ格闘技1本で生活できる収入は得ていません。
エコプロコート株式会社でデュアルキャリアとして活動ができたからこそ、ベルトを獲得できました。
さらに昨年は肝臓出血をして試合・トレーニングが制限されていたので、働いていて本当によかったと思いました。
師資相承の意味とは少しちがうかもしれませんが、伊藤社長から夢や目標への向かい方を伝授していただいたと思っています。
伊藤社長に拾ってもらったことのお礼を伝えると「自分で選んだ道だから」と謙遜されますが。
まだまだ、格闘家と成し遂げたいことがあります。
達成できたら辞める訳ではありませんが、「格闘家1本で生活できるくらい、稼ぐ」ことも諦めていません。
「格闘技で食べられないから仕事をしている」ではなくて「格闘技だけでも食べられるけど、仕事もしている」と言いたいです。
フロアコーティング 「エコプロコート」
わんちゃん用フロアコーティング「愛犬の床」