こんにちは。
直販営業部としてフロアコーティングの素晴らしさを日々お客様に発信をさせていただいている山本です。
早速、質問です。
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「あなたが働く会社の存在意義って何ですか?」
と質問された時、皆さまは何と答えますか?
じっくり考えてみてください。
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考えた結果の答えが
「利益追求です」
と答える社員さんや社長さんがいる企業は、今は存在しててもやがて存在価値を失い、市場から淘汰され、潰れてしまうでしょう。
「分かりません」
なんて論外です。
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こんな内容の動画を見たり、本を読んだりと日々学びを深め進化している山本でもあります。
存在意義=パーパス
「なぜ?」
企業としての存在意義を言語化したもの。
それが、昨今よく聞く【パーパス】【パーパス経営】です。
パーパス・・・「社会」を主体とした企業の存在意義
パーパス経営・・・「パーパス」を掲げ、全社員で事業を進める経営モデル
SDGs時代にはかかせない考え方ですよね!!
この【パーパス】を明確に策定し、掲げる【パーパス経営】をしている企業はプライム上場企業でも10%未満と言われております。
少ないのか多いのかよく分かりませんが徐々に増えてきております。
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)との違い
企業が掲げている【ミッション(使命)】や【ビジョン(目標)】や【バリュー(価値観)】と何が違うのか?
実際、パーパスに定説はないそうです。
MVVとパーパスの違いでよく例えられるポイントが、「Why」「What」「Where」「How」での分け方(捉え方)です。
①バリュー
バリューは企業が大切にする価値観・行動指針です。
⇒How=どのように実現するか
当グループのバリューは↓
【人を大切に、共に成長し続ける】
②ビジョン
ビジョンはどうなりたいのか、目指す到達点です。
⇒Where=どこを目指すか
当グループのビジョンは↓
【感謝の気持ちを忘れず、一人ひとりが楽しみながら持続可能な会社にする】
③ミッション
ミッションは目指す到達点に向かい何をするのかです。
⇒what=何を行うか
当グループのミッションは↓
【付加価値の高いものをマーケットで成熟させていくなかで人に感動を与え続け、地域や社会に貢献していく】
④パーパス
パーパスは何故企業が存在するのか、社会に何の価値があるのかです。
⇒Why=なぜ存在するのか
当グループのパーパスはミッションに含有されておりますね。
パーパス事例2選
パーパス経営をしている会社の中でも特に私が凄いなと思う会社を2社ご紹介させていただきます。
①パタゴニア(Patagonia)
パタゴニアは登山用品、アウトドア用品、サーフィン用品の製造販売を手掛けるアメリカ発祥のアウトドアブランドです。
数年前に創業者が全株(約4400億円相当)を環境保護団体に寄付し、「地球が唯一の株主」となった私の大好きなブランドのパーパスがコチラ↓
「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」
いやー、深い・・・
②三井金属鉱業
三井金属鉱業は今年で創業150年を迎える自動車部品製造を主な事業とする三井グループの大手鉄金属メーカーです。
そんな三井金属鉱業のパーパスがコチラ↓
探索精神と
多様な技術の融合で、
地球を笑顔にする。
三井金属鉱業は企業ページとは別に【パーパススペシャルサイト】があります。
社員一人一人が掲げる【マイパーパス】があるのも凄さの一つです。
持続可能な会社の実現に向けて
企業が持続可能な会社になるためには、まず【存在意義】を確かめ、正しく理解し、社員全員が志を持ち行動する事が大切だと気付かされました。
知る⇒分かる⇒出来る⇒教える
という4つのステップで言えばまだ【知る】と【分かる】の間です・・・
本質を理解し【分かる】になり、どんどん行動に起こして【出来る】になり、最終的に【教える】事ができるようななれば良いなと思います。
現状維持は退化なり
押忍。