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技術管理部の佐々木です。
タイトルにもありますが、先日、横浜市の桜木町にある野毛の名店【ウミネコ】さんから
カウンターを研磨してからUVコーティングをしてほしいとのご依頼があり、施工にうかがってきました。
知る人ぞ知る名店です。
ご希望の内容としては、カウンターが経年劣化により、傷がついたり
元々の色が削れて落ちてしまって見栄えが悪くなっているという事で
キレイにしてほしいとのご依頼でした。
工程の都合で写真が多くなりますので、文章は控えめで投稿していきます!
写真を参考にするとわかりますが、濃い色だけでなく、黄色っぽく見えている箇所があります。
そこが経年劣化で元々の塗装がとれてきている箇所になります。
これはカウンターに限らず、フローリングでも起こりうる現象です。
まずは現状確認を開始!
現地調査で現状確認を行ったのですが
研磨可能な材質でした。業者によっては、剥離作業、汚れ落としを行って
そのままコーティングに取り掛かるかもしれません。
ただ、お客様は表面の劣化によるササクレや、凹みもなんとかしたい!
との事だったので、通常の下処理ではなく、研磨での対応を決定いたしました。
研磨対応には熟練の技が必要!
研磨対応が決定しましたが、この研磨作業は、誰でもできるわけではありません。
研磨の仕方、仕上げ方によって、見た目もそうですし、耐久性に大きな違いを生み出します。
コーティング作業もそうですが、知識と技術がより仕上がりに再現される難しい技術になります。
自分で研磨対応をしよう!
そう思いましたが、ここでスーパースターが登場します。
熟練の研磨技術を持つベテランに相談しました。~滝澤貴弘さん~
トップの写真にもありますが、無垢材の研磨を20年以上経験している大先輩に相談しました。
もちろん私も研磨と着色の経験はありますが
実際材質によって見栄え、色味の変化があるので
現調の段階ではどこまで仕上がるのだろうかと、断言しきれない部分がありました。
ですが滝澤さんに連絡したところ、仕上がりのイメージまでわかっている連絡だったので
やっぱりこの方は凄いと改めて実感できました。
その上で、当日同行して対応しております。
いよいよ研磨開始!
事前に端の方で材質の硬さなどを確認しながら作業を進めていきます。
大先輩の滝澤さんは、圧倒的な技術に過信する事なく、事前準備や、確認作業を怠りません。
むしろ誰よりも準備を徹底し、誰よりも丁寧且つ真剣に取り組んでいる姿は
私たち社員を巻き込んで感化させてくださる大きな存在です!!
研磨後の写真がこちら
写真は前後写真になります。
続いて着色作業!
お客様にこのような色味にしてほしいと
店内の壁の色味や雰囲気に合わせた着色を行っていきます。
複数回浸透させる事で、イメージ通りの色合いになってきました。
次は着色の仕上げになります。
![](https://blog.ecoprocoat.co.jp/wp-content/uploads/IMG_2413.jpg)
塗布や紫外線照射の作業風景
こちらが塗布風景や紫外線照射の風景になります。
上記の工程を繰り返して、いよいよ完成になります。
施工前後写真
施工前後写真はどうでしょうか?
傷もなく平滑に研磨されていて、仕上がりの光沢感も
お客様のご希望通り控えめな光沢感のエコプロコートNaturalで仕上げました。
お客様にも、すごい技術!期待以上に仕上がったとのお言葉をいただけました。
仕上がりの写真は以上になります。
当日はこの倍以上撮影しておりましたが、全てをいれると見る方が疲れてしまうかもしれませんので
このくらいにしておきます・・・・
今日紹介させていただいた大先輩の滝澤さんは
主に幼稚園、保育園での業務に携わる機会が多いです。
幼稚園では、園児が怪我をせず、快適な園生活を送れるように
また先生方のお手入れの負担が減るように、仕事に魂を注いでいるのが近くで見ていて感じます。
もちろん施工技術だけでなく、人として素晴らしい事がたくさんあり
こういう方を参考にしていれば間違いないと感じさせてくれる方でもあります。
私もコーティングライフの道半ばではありますが
そのような尊敬できる方の良いところを見習って
私より新しい世代に継承していき、グループの施工技術、お客様への思いを大きくし
成長や発展に繋げていきたいと強く感じた1日となりました。
滝澤さん!いつもありがとうございます。
ウミネコさん情報
今回施工してきましたウミネコさんの情報になります。
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14065724/
鮮度の高い刺し身などがとてもお酒とマッチします♪
メインの通りとは違う場所にありますが、野毛を好きになるきっかけになる素敵なお店です。
気になる方はぜひ飲みに♪
きっとリピート間違いなしです!
長々と読んでくださってありがとうございました。