いたことがあるんですよね〜若かりし頃ですが。
きっかけはクリスマスのスタンツ
「スタンツ」というのは即行劇を意味しています。
私の母親がとても熱心なクリスチャンで、その影響で兄弟全員小さい頃からキリスト教の教会に通っていました。
クリスマスは教会のいろいろなイベントの中でも、キリストの生誕を祝うとても大切なイベントなんですが、厳粛な礼拝だけではなくその後のいろいろな催し物がまたとっても楽しいんです。その催し物の一つに即行劇がありました。
幼い時は見て楽しんでいるだけだったのですが、小学生から自分も演じるようになります。やがて何がきっかけだったか覚えていませんが、中学生から僕が寸劇の台本を書くようになったんです。これは中学生から大学1年生まで続きました。
今も探せば当時の台本があるとは思いますが、怖くて見れないと思います(笑)
独学と学校通い
独学で一番やったのは、有名な映画の脚本を丸写しする勉強です。優れた脚本に触れ、一言一句書き写すことでいろいろ学ぶわけですね。当時は手書きでしたから結構大変な作業でした。中でも記憶にあるのは次の作品です。特に砂の器は1974年の映画でサスペンスと親子の愛情が複雑に混ざり合った名作中の名作です。
もう一つは20代初めの頃、働きながら通った学校です。実践編では与えられたテーマに基づいて、400字詰め原稿用紙5枚にショートストーリーをまとめて書くんですが、これが結構難しいんです。
この時習ったことの一つに、説明セリフは絶対にダメということでした。「説明セリフとは「キャラクターが何かを説明するセリフ」のことではなく、「作者が何かを説明するために、キャラクターに言わせている不自然なセリフ」のことです」(引用元:脚本・小説のセリフのタブー「説明台詞」とは?それを避ける4つのコツ)
それだけに「ポケモン」「ジョジョの不思議な冒険」「遊戯王」のアニメを見た時の衝撃は忘れることができません!!だってほぼぜーんぶ説明セリフなんですもの(爆笑)
「映画ライターズ・ロードマップ」
ハリウッドの著名なシナリオライターの著作です。これはとっても勉強になりました。
ヒット作品のシナリオには特定のパターンがある、というものなんですが、以下の画像は本当にそうなのか、実際にDVDで映画見ながら分析したメモです。
左が著作に書かれていた内容で、右が映画に沿って時間を測りながら記録したメモです。映画は「クリムゾン・タイド」です。
他の映画でも試してみましたが確かにパータンは同じでした。だから書ける、という訳にいかないのがミソなんですがw w
アイディアメモも残っていて、その中にこんなものも・・・
裁判傍聴オタクが真実を見つける
あ・・・そういえばうちの伊藤社長の趣味の一つに裁判の傍聴がありました・・・・
社長を主人公のシナリオ・・・いやいやすでに波瀾万丈すぎる人生、これより面白いシナリオは書けません。