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代表のつぶやき

「悩み」の本質について考えてみた ~エピクテトスに学ぶ「哲学」より~ No.688

エコプロコート代表 伊藤 です。

3月に突入しました。

卒業式シーズンになりますが、卒業式といえば、男子が制服(学ラン)の第二ボタンを意中の女子にあげるとか、女子が意中の男子からもらうとか、そんな青春時代を私は生きてきましたが(笑)、現在もこの習慣は続いているのでしょうか?


どうあれ、この第二ボタンには、戦中の「大切な人との別れ」といった深い意味があることを、「本質」として私達は語り継いでいく必要があるのではないでしょうか。

・・・「本質」を捉えるには、視野を拡げ、深める「哲学的思考」が必要だといわれますが、今日はこの「哲学」について妄想をしてみたいと思います。

「哲学」とは

哲学」とは
1 世界・人生などの根本原理を追求する学問。
2 各人の経験に基づく人生観や世界観。
3 物事を統一的に把握する理念。
※goo辞書より引用

少々難しい「哲学」については、それをひと言で表した「物事の“本質”をとらえる営み」というのが、一番分かり易い表現だと思います。

ちなみに「哲学」は英語で「Philosophy」となりますが、
この「Philosophy」は企業における「理念」とも訳されることを考えると、「理念」「哲学」は近しいものなのかもしれません。

「哲学」の起源である、古代ギリシャ時代の著名な3大哲学者

古代ギリシャ時代の著名な3大哲学者

ソクラテス
プラトン
アリストテレス

・・・学生時代に何かの授業で習った記憶がありますが、よく覚えていないので、恒例の(笑)ChatGPTさんに聞いてみました。

古代ギリシャ3大哲学者:ソクラテス

ソクラテス(Socrates)は、古代ギリシャの哲学者であり、アテネの市民でした。彼は、紀元前469年に生まれ、紀元前399年にアテネで死亡しました。

ソクラテスは、自分自身による知識の獲得と、人々を自分たち自身の考え方に導くことを主張しました。彼は、常に自分自身を「無知の知者」と呼び、真理を追求することが彼の哲学的目的であったと考えられています。

彼の教えは、後の哲学者たちに大きな影響を与えました。特に、彼の弟子であったプラトンによって、彼の教えは広く伝えられました。また、アリストテレスもソクラテスの哲学的アプローチを基礎として彼自身の哲学を発展させました。

ソクラテスは、後にアテネの市民から裁判にかけられ、死刑を宣告されました。彼は自分自身を弁護する機会を拒否し、死を受け入れました。彼の死は、彼の哲学的思想についての議論をさらに広げることになりました。

古代ギリシャ3大哲学者:プラトン

プラトン(Plato)は、古代ギリシャの哲学者であり、アテネの市民でした。彼は、紀元前428/427年に生まれ、紀元前348/347年に死亡しました。

プラトンは、ソクラテスの弟子であり、彼の哲学的方法に深く影響を受けました。彼は、自分自身の哲学的見解を書き留めることを通じて、自分自身の哲学を発展させました。

プラトンの哲学は、イデア(普遍的なアイデア、形而上学的な現象)という概念に基づいています。彼は、物事の本質は、それらのイデアによって定義されると考えました。また、彼は、人間の知識は、生まれながらにして持っているものではなく、経験によって獲得されるものであると考えました。

プラトンは、哲学者王(philosopher-king)という概念を提唱しました。彼は、哲学的な知識を持つ人々が政治的な権力を持つべきであると主張しました。また、彼は、個人の魂が三つの部分から構成されると考え、理性、情緒、欲望という三つの部分を説明しました。

プラトンは、自分自身の哲学的見解を書き留めた対話篇という形式で著作を残し、その中でも「国家」「饗宴」「パイドン」「ソピスト」「ファイドロス」などの著作が有名です。彼の哲学は、後の哲学者たちに大きな影響を与え、西洋哲学の歴史において重要な位置を占めることになりました。

古代ギリシャ3大哲学者:アリストテレス

アリストテレス(Aristotle)は、古代ギリシャの哲学者、自然科学者、論理学者であり、マケドニア王国の王子でした。彼は、紀元前384年に生まれ、紀元前322年に死亡しました。

アリストテレスは、プラトンの弟子であり、プラトンの哲学的アプローチに対して批判的な立場をとりました。彼は、自然哲学に重点を置き、科学的方法を確立するために努力しました。また、彼は、個別的な事物の本質を研究することによって、人間の知識を拡大しようとしました。

アリストテレスは、哲学、自然科学、論理学、政治学、倫理学、詩学などの分野で著作を残しました。彼の著作には、「形而上学」「自然学」「政治学」「倫理学」などがあります。

彼は、「形而上学」で、物事の本質や存在の原理について論じ、イデア論に対する自己の見解を提供しました。また、「自然学」では、自然現象を研究し、物理学や生物学の基礎を築きました。彼の哲学は、自然と人間の関係について考察することが特徴的で、彼の思想は西洋哲学史において重要な位置を占めています。

アリストテレスは、彼の思想に基づく学校、リュケイオンを創設し、後にはアレクサンドロス大王の教育者となりました。彼の哲学は、中世ヨーロッパの哲学やイスラム哲学にも大きな影響を与えました。

実践的哲学者 エピクテトス

古代ギリシャの3大哲学者は、いずれも「学者」と呼ばれるにふさわしい経緯や経歴が背景にあるのですが、少し変わった経緯や経歴を踏まえた「実践的思考」を展開したエピクテトスという哲学者がいます。

エピクテトス(Epictetus)は、古代ギリシャのストア派哲学者で、生涯をローマ帝国時代のギリシャとローマで過ごしました。彼は、自己改善と倫理的生き方に重点を置いた哲学を展開しました。

エピクテトスの哲学は、人間は自分の思考と行動に責任を持つべきであり、外的な物事には影響されない自己の内面に注目することが重要だと主張します。彼は、人生における苦しみやストレスは、我々が自分で選択した思考や判断によって引き起こされるものであると考えました。そして、真の幸福とは、物事についての自己の判断を正しく行うことによって達成できると信じていました。

彼の哲学は、後にローマ皇帝マルクス・アウレリウスなどの多くの人々に影響を与えました。また、彼の教えは、近代の心理療法にも影響を与えています。

エピクテトスさん描いてみた(笑)

このエピクテトスについては、その経緯や経歴からか、肖像画や肖像彫刻があまりないようで、自称マルチクリエイターである私が、エピクテトスを妄想して描いたイラストがこちらになります。(笑)

エピクテトスの解く「悩み」の本質

エピクテトスは、ストア派と呼ばれる、倫理学、論理学、自然哲学といったアプローチによる倫理的な自己改善に焦点を当て、幸福についてのより実践的な哲学的見解を展開しました。

エピクテトスは、奴隷として身分的な差別を受け、暴君による暴力から肢体不自由となり、その後も国外追放や貧困といった多くの困難を抱えながらも、哲学的なアプローチにより、自身の「生き方」から自身の「幸福」を見出すことで、「哲学」のみならず、多くの人々の「生き方」に大きな影響を与えました。

幸せになるただ一つの方法

エピクテトスは多くの哲学的な考え方を提示してますが、最も有名なものがこちらになります。

【幸せになるただ一つの方法】

意思の力でどうにもならない物事は悩まないこと。

 

「生きる」ということは実はかなりシンプルな構造であると思います。

「自」と「他」といった概念の中で、どう生きるかは、結局のところ自分次第なのだと思います。

 

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