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滑り

ガラスコーティングで後悔、滑る愛犬・・・・ No.319

ガラスコーティング

ガラスコーティングの特徴

•光沢があまり出ない
•表面硬度が硬め(ただし床の硬さより硬くは出来ない)のため、比較的すり傷に強い

UVコーティングには無いガラスコーティングの特徴です。

私たちエコプロコートも2年前までは光沢感をお好みではないお客様のため、例外的にガラスコーティングの施工を請けていました。
現在は半艶UVを開発したので扱いは中止していますが、これはこれで良い製品ということができます。

しかし愛犬を飼っている方には、お勧めできません。理由はグリップ(滑りづらさ)性能が無いからです。

 

新築でガラスコーティング施工、その後に愛犬をお迎え

兵庫県西宮市のY様の場合

お問い合わせ時のコメント欄にこのように書かれていました。
「新築当初にガラスコーティングを施工済です。『ペットが滑らない』との触れ込みでしたが、
実際に犬を迎えると滑りまくって立てない状態です。他社施工済でも施工できますでしょうか?」

その会社のホームページを見るとはっきりと「滑りにくいからペットの足腰に優しい」と謳ってあります。

しかし状況は・・・・

動画を見ていた私も思わず「危ない!」と叫んでしまいました。
つむぎ君(ゴールデンレトリバー)もこれでは安心して遊べません。

築1年も経っていないのに、このままだといつか怪我をしてしまう・・・
飼い主さんの気持ちを想うと心が痛みます。

 

神奈川県横浜市のN様の場合

元々はワンちゃんを迎える予定はなかったのですが、ご縁があってミミちゃん(アメリカンコッカースパニエル)を迎え、その後も保護犬ののぐり君(チワワ)をご家族の一員として迎えることになりました。

ご新築でガラスコーティングを施工、7年が経過していましたが、コーティング自体は非常に良い状態にありました。施工がしっかりしていたと言えます。

しかし・・・・

こちらの会社も「滑りづらくなる」とはっきり謳ってありました。
適合性が無いのに、なぜそのようなことを宣伝するのでしょうか。
同じ業界の人間として、少し悲しくなります・・・・

 

ところで、チワワののぐり君、名前の由来はこちらなんです。

愛犬の床

 

韓国の超ロングセラー商品、「ノグリうどん」です。
とても辛いのですが、すっごく美味しんです。
日本でも簡単に買うことができます。

韓国語で「ノグリ」はたぬきのことを言うんです。

前に保護していた飼い主さんが、太っていてたぬきみたいだったので
命名したそうです(笑)

話を戻しましょう。

 

ガラスコーティングは犬の爪による傷つきを防ぐ?

こう謳っているガラスコーティング会社のホームページを見たことがあります。
確かに硬度があるので、この部分だけ取ってみると理屈は合っているのですが
問題はなぜ床に傷つくほど爪を立てるのか、という点にあります。

こちらの動画をご覧下さい。お客さまご自身で撮影・編集された、素晴らしい動画です^^
ポイントは一番初めのシーン1の動画で、「愛犬の床」施工前と施工後の歩く時の音の違いをよーくお聴き下さい。

いかがですか? 「愛犬の床」施工前と後では、はっきりと歩く音に差がでていますよね。
施工前は滑って爪を立てるので、チャカチャカ音がしますが、施工後はドタドタという音に変化しています。

これは肉球がグリップするので爪を立てなくなっているということなんです。
滑るから爪を立てる→爪を立てるから床が傷つく→ガラスコーティングで傷が付きづらくなる→でも滑るから爪は立てる→爪を・・・
エンドレス問答になってしまいました。根本的な解決にはやはり滑りづらくする、ということになります。

 ※どの種類のコーティングでも全く傷がつかなくなるということは物理的にあり得ませんが、グリップが出ることで傷つきはかなり緩和されます。

 

「愛犬の床」施工後の様子

それでは動画でご覧下さい。

ゴールデンレトリバーのつむぎ君

アメリカンコッカースパニエルのミミちゃん&チワワで保護犬のぐり君
ちょっと勢いがつきすぎてずっこけ気味ですが^^;

飼い主さんにもとってもとっても喜んでいただけ、私たちもホッとしました。

 

問題の解決にはとても高い壁・・お客様と愛犬のためにチャレンジ!

理由はコーティングは異なる種類同士は施工できないからなんです。
UVコーティングの上からガラスコーティングを施工したり、シリコンコーティングの上にUVコーティングを施工することはできません。
無理やり施工しても後々剥がれる可能性があるからなんです。

これまでは何とかして欲しいというお客様の声に応えることができませんでしたが、ある処理を施すことでガラスコーティングの場合は、なんとか「愛犬の床」が施工できる可能性があることが分かってきました。

しかし、まだまだチャレンジの域を出ていません。
問題の解決にはとても高い壁がそそり立っていますが、お客様と愛犬のためのチャレンジを継続中です!

 

表紙の写真は、N様、愛犬ののぐり君&ミミちゃん、施工を担当した本社技術本部の佐々木マネージャーです。
ワンちゃんたちの視線もカメラを見てくれている、奇跡の1枚です^^

 

フロアコーティング エコプロコート

 

わんちゃん用フロアコーティング「愛犬の床」

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