フロアコーティング・エコプロコート営業担当の安立です。
今回は、故郷新潟の好きな人物、第二弾となります。
田中角栄とは
新潟県刈羽郡二田村(現:柏崎市)生まれ。
1972年(昭和47年)、第64代内閣総理大臣に任命され、54歳で当時の戦後最年少総理大臣となります。
自民党内最大派閥の田中派を率い、日本列島改造論を計画・実行し、他にも様々な政策を成し遂げたことでも有名であり、今太閤や影の総理など呼ばれ多大な影響力をもった政治家として知られます。
新潟には現在も銅像が立つほど特別な存在です。
コンピュータ付きブルドーザー
角栄さんのアダ名です。
総理になってからの国会答弁において、官僚に頼らず、細かい数字まで覚えて回答していたそうです。
たとえ、一夜漬けの丸暗記でも、数字という第3者でも分かるきちんとした指標を示して答弁実施。
中卒と学歴はなくても、毎日、翌日の答弁のための数字を死に物狂いで暗記する努力を続けていたそうです。
膨大かつ明晰な知識と、徹底してやり抜く実行力、凄い人物です。
人心掌握力
官僚をうまく使ったことでも有名な角栄さんは、スムーズに事を進めるために官僚を味方につける術も備えていました。
課長以上の全公務員、本人の誕生日や結婚記念日はもちろん、子どもの誕生日も把握しており、必ずプレゼントを贈り信頼関係を築いていたそうなのです。
さらに、こんな言葉がプライドの高い官僚たちを虜にしていました。
「手柄は連中に与えて”ドロ”は当方がかぶる。えこひいきせず名指しで批判しない。叱るときは”サシ”でやる。褒めるときは大勢の前で褒めるんだ!」
戦後最大の人気を誇る政治家と言われる理由がここにあります。
角栄さんの口癖
「まぁそのぉ」
「清濁」を併せ呑む人柄で幅広い年代から愛された角栄さん。
ダミ声でモノマネをする人が日本中にたくさんいました。
これだけ親近感を感じさせてくれる総理大臣、そうそういないでしょう。
仕事でも役に立つ名言3つ
1「いいと思ったら実行する。ダメだったら引き返せばいい。色々考えてしまうと、人は行動できなくなります。」
2「確かにノーというのは勇気がいる。しかし、逆に信頼度はノーで高まる場合もある。ノーとイエスははっきり言ったほうが、長い目で見れば信用されるということだ。」
3「分かったようなことを言うな。気の利いたことを言うな。そんなものは聞いている者は一発で見抜く。借り物でない自分の言葉で、全力で話せ。そうすれば、初めて人が聞く耳を持ってくれる。」
まだまだ、角栄さんの魅力は尽きませんが、この辺で終わりにいたします。
エコプロコート安立でした。