技術管理部の佐々木です。
前回のブログでは、入居中の現調や施工に関する記事を投稿しましたが
先日その案件のエコプロコートナチュラル施工が終了しましたので、続けて更新していきます♪
内容としては、現在コーティングを検討中のお客様や、どのコーティングにするべきか悩んでいるお客様に対して
UVコーティングにしてみよう!
と思っていただけるようなわかりやすい内容を目指していきます。
また、技術者目線だけでなく、お客様目線で実際どうなんだろう・・・
と気になっている部分をわかりやすく解説していきたいと考えております。
※前回のブログになります。
上記の内容は、現地調査の段階の投稿でした。
ちなみにお客様が施工を検討された理由としましては
①床が汚れてきて見栄えが悪かった
②お手入れで汚れがとれなくて困っていた
③今後の事を考えていた
主に上記3点との事でした。
ほとんどのお客様が気になっている内容かと存じます。
①床が汚れてしまっていた原因
ワックスが黒ずむ原因として
1.ワックス表面に汚れが付着している
2.皮脂などの油分、料理などの油分が蓄積し、黒ずんで劣化してくる
3.ワックスを上塗りする事で、ワックスとワックスの層の間に汚れが溜まっている
上記のような事が主に考えられます。
実際にその汚れを取る際に、表面だけであれば簡単な拭き掃除で綺麗になるかもしれません。
ただ、皮脂汚れの蓄積が原因だと、拭いただけではとれません。
ワックスを剥離しないと、綺麗になる事がないのです。
写真は剥離中の写真と、施工後の写真になります。写真を見るだけでもかなり汚れが目立っていた事がわかります。
ずっと住んでいるとなかなか気付きにくい事ではありますが、ワックスや安価なコーティングですと
その種類やお手入れ方法によっては、黒ずんできてしまう事があります。
その点、UVコーティングは汚れとコーティングが混ざって黒ずんで来ることはありません。
上にのった汚れを拭き取る事で、施工時の状態を永く維持する事が可能となります。
施工が終わった後に、『これから黒ずみにならないように、お手入れをがんばります!!』
と仰る方がいますが、UVコーティングではそのような黒ずみ状態になりませんので、ご安心ください♪
②床の劣化具合について
前回のブログ同様、床の劣化についても触れていきます。
現地調査の際に、剥離後の床の傷みが多少出てきておりましたが
耐久性には問題のないレベルでした。
もちろん床の劣化を進行させないように、丁寧な処理で対応させていただいております。
今回はワックスが厚い、床の年数が経過している、塗装の荒れる可能性のある床材
という事もあり、慎重な対応を心掛けたので部分的に荒れは出たものの非常に良い仕上がり状態となりました。
施工前、剥離後、施工後のわかりやすい比較写真がとれました。
見切り材の汚れも気にされていたので、そちらも綺麗にしております。
③施工中の写真
塗布中は、結構艶のある仕上がりに見えますが、完成は自然な艶感で仕上がります。
今回は剥離前後での変化も大きかったですし、お客様に喜んでいただく姿をイメージしながら仕事をしていました。
もっといえば現地調査の段階から、ここまで仕上げていくぞ!と考えながら準備をしています!
こちらの写真も、施工前~施工後にかけて汚れの感じから艶の雰囲気が変わります。
お客様も、色が良い~と仰っておりましたが
ワックスを取った事で床のもともとの色合いが復活し、綺麗に見えています。
決してコーティングだけが綺麗なわけでなく、お客様のお家のフローリングあっての出来栄えです!!
④施工前後写真
UVコーティングに限らず、フロアコーティングを検討されている方はたくさんいらっしゃると思います。
コーティングをする事で様々な効果効能、美観維持、フローリングの劣化抑制など
色々な面で重宝されますが、その施工時の仕上がり、耐久性は
施工者のやり方、塗料、資材によって大きく異なります。
エコプロコートでは、常に品質向上を掲げ、施工者の対応レベルのバラつきをなくすために
定期的に施工者を集めて技術の共有や工程のすり合わせを行い
施工工程の標準化をはかっております。
仕上がり、耐久共に、現状に満足する事なく
どのようになにを使用してどういった処理をする事で
より永く、きれいな状態が持続できるか
今までのお客様のためにも、これからのお客様のためにも
『エコプロコートでコーティングをしてよかった。』
全てのお客様にそう思っていただけるように、これからも品質向上を掲げ、技術を進化させていきます!!