18年前の保証書
平成17年、18年前に施工したお客様から補修のお問合せのメールをいただきました。そのメールには保証書も添付されていました。社名が「メンテナンスホーム」でエコプロコートの前身の会社ですが、すぐにご連絡し訪問の日程を取り決めしました。補償の対象であれば補修などは無償となり、対象外であれば有償での補修となりますが、まずはお伺いし現地調査で確認します。
この対応は北は北海道から南は九州まで、施工後すぐでも5年後でも、そして18年後でも変わらぬ対応です。
改善の積み重ね
〇〇年保証ということはどの会社も謳っていますが、それには裏付けとなる検証の積み重ねが大切です。この写真は、品質検証中の壁クロスコーティングのものです。壁クロスコーティングには保証は付かないのですが、それでもこのような品質検証のテストを繰り返し行なっているんです。無料のコーティングがいろいろありますが、粗品が粗品の品質でしかないように無料は無料の品質でしかありません。
コーティング剤の開発や改良もとても大切な仕事です。この検証作業は塗料メーカーの研究者立会で実施します。担当の方の話では、このような開発・改善の実証試験をするコーティング業者は、私たちを入れて2社しか無いそうです。下記は以前書いたブログですが、なかなか見ることのできな貴重な検証風景の写真があります。
UVコーティング用の塗料を開発するということ No.275
改良したコーティング剤を床見本に施工し、それを日に当ててどう変化するかを見ます。この板は貼られてから3年は経っています。
「保証」はこれらの検証・改善作業によって品質が保証されています。