エコプロコート代表 伊藤 です。
ここ最近、グループ会社の部長、マネージャーが集まって、各々の「成長」を目的として、マネジメントに関する勉強会を実施するようになりました。
はじめて間もない頃は、私が実務を通じて学んだマネジメントの手法等について一方的にレクチャーする内容だったのですが、正直やっていてあまりピンとこなかったので手法を変えました。
そして部長、マネージャーが経営者目線で「良い会社にするには?」をテーマに各々の持論を発表し、それに関連するテーマについてグループ討論を行う流れに変更してみたところかなり手応えを感じるようになりました。
直近実施した内容としては、グループ会社のソリューション事業部(コーティングに限らずに新たなマーケットを創出する部署)の徳永部長が会社の「環境整備」についての実践報告でした。
年間150時間
<報告冒頭での質問>
ビジネスパーソンが年間150時間もの時間を費やしているのは何か?
<答え>
業務時間中に「探し物」をしている時間
つまり、生産性のない「探す」という行為に、多くの時間を費やしているそうです。
整理整頓
整理:いるものといらないものを分け、いらないものを捨てる
整頓:必要なものをいつでも誰でも取り出せるよう、秩序だてて配置すること
いわゆる「5S」といわれる「整理・整頓・清掃・清潔・躾」ですが、その順番の通り、まずは整理から始め、
物的環境整備(物) → 人的環境整備(心) → 情報環境整備(躾)
と段階を踏んだ習慣化による「環境整備」が生産性向上の土壌となるという内容で、物的環境整備の具体的実践報告も交えた素晴らしい報告でした。
報告の最後で・・・
良い会社とは?
「働く人が迷うことなく仕事に打ち込める会社」
迷わせる事なく人を導くのもリーダーの仕事ですね。