2018年11月、相模原でドッグトレーナーをされている福岡様から「愛犬の床」にお問い合わせをいただきました。
写真の愛犬はコマ(スタンダードプードル)ちゃんです。
メールで質疑応答していたのですが、12月に突然のメールを受け取りました。
「本日、私の無二の相棒のコマが、天に帰っていきました。
天晴な最期ではありましたが、涙が止まりません。
また、改めてご連絡させていただきます。」
この短いメールに心が締め付けられる思いで、本当におかけする言葉もありません。
前にも書きましたが、「愛犬の床」にお問い合わせを頂いたのに、検討の最中に愛犬が旅立ってしまうということが時々起こるんです。飼い主さんにとってはどれだけショックでしょうか・・・・・。もちろん施工のお話も普通はこれで終わることになります。
でも福岡様はここからが違っていました。その10日後にこんなメールを受け取りました。
「曺 様、
お世話になっております。
うちの犬の具合がよくないと申し上げた時、長くはないことがわかっていました。
なので、那須の事も進めていきたい反面、今はコマとの残された時間を大切にしようと決め、仕事もほとんどキャンセルしました。
本当はコマも一緒に那須で仕事がしたかったです。
ですが、15年5か月の、この世での使命を全うして、神業とも言える最期を迎え、
これでよかったんだと思います。
本当に、天晴な犬生、天晴な最期でした。
15年間、コマから本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。
そして、コマと共にドッグトレーナーとして私も成長しました。
コマ無くしては、今の私はありません。
今はもうこの世にコマはいませんが、天から私を見守ってくれているでしょうし、
前に進まなければコマに申し訳がたちません。
というわけで、
床も進めていきたいと思います」
前に進まなければ!
実は私の19歳のネコも福岡様とのお話の間に旅立ったのですが、この言葉がとても強く胸の中で響いていました。悲しくても、残された者は前に進まなければなりません。
現調は1月16日完了し、2月21日の施工となりました。コマちゃん、きっと天国から見守ってくれているよね。