技術管理部の佐々木です。
先日、神奈川県横浜市で、新築案件の施工対応に行ってきました。
施工内容は全室ナチュラル施工、水周りの防汚コーティング、防カビコーティングの施工になります。
実はこちらの案件、他社で施工が決まっていたようでしたが
施工当日対応中に、この床は施工ができませんという事で
急遽お断りされてしまったという案件でした。

施工前

施工後
Panasonic ベリティスフロアという床材
Panasonicのベリティスフロアという床材のUVコーティング施工に行ってきました。
最近ごく一般的になりつつあるシートフローリングで、施工内容はエコプロコートナチュラルになります。
この床材は施工できません。
上にも書いた通り、
お客様はコーティングを楽しみに施工当日を迎えましたが
当日の作業開始早々、この床は問題があるので施工ができません。
と他社さんに断られてしまったそうです。
なぜ断られたか
なぜ施工不可と当日になってしまったか、皆さまの気になっている部分ではないでしょうか。
弊社に関しては何事もなく施工対応をしておりますので、ご安心ください。
では、なぜ他社さんが施工を断ったのか・・・
おそらくですが2点ございます。
①密着が良くない?
②仕上がりの艶感を調整するのが難しい
※ムラになりやすいなど
上記2点が施工者の技量が出やすい部分なので、その点を考慮して施工不可と判断されたのかもしれません。
実際に依頼する会社によって、仕上がり感や耐久性が変わってしまう可能性も存在します。
それを対応可能にするには、高いレベルの施工はもちろんの事、高いレベルの情報共有が重要になってきます。
その床がどのように仕上がるか、どのような床材なのか
『知る』という事が施工対応の上で一番重要な部分になります。
そこが曖昧だと、密着させる方法、仕上げる方法が定まらないため、施工者の対応の差が顕著に出てしまう事があります。

リビング 施工前

リビング 施工後
実際にエコプロコートで施工はできたのか?
問題なく施工が完了しました。

照射中 自走式紫外線照射機
施工の標準化
ありがたいお客様からの声
今回、他社様で施工依頼をしておりましたが床材が不明のため当日の施工で判断してもらうこととなっておりました。
結果は、施工できない床と判断されてしまいました。
そんな時にタイミングよく担当営業の山本様よりお電話を頂き、
事情を話したところ事前判断で、新居へ施工担当の佐々木様が来ていただける手配をしてくれました。
一度断られているので、施工可だとしても不安でしたが佐々木様の丁寧なご説明や、疑問にもしっかり答えて頂き安心して施工依頼をすることができました。
また、施工当日自分たちでは見つけられなかった元からあった床の傷など教えて頂きプロフェッショナルな方だなと思いました。
仕上がりも程よくナチュラルで、とても満足しております。
これから産まれてくる子どもと新居で過ごすのがとても楽しみになりました。
と、上記のコメントをいただきました。
このようなお客様のからの声を大切にし、我々は『すべてのお客様に感動をお届けするため』に、これからも驕らずに精進し続けます。
P.S.傷に関して、できる範囲で傷補修対応し、通常生活しているくらいでは
目立たない傷補修を行っており、そちらに関してもご満足いただけました。

傷補修前

傷補修後