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スタッフ寺西

【施設の床をキレイに保つこと】No.841

ソリューション事業部の寺西です。
今回、ブログに初投稿をさせていただきます。
主に、保育施設床の総合メンテナンスや、建物営繕などに従事しています。
元々のキャリアで毎週1000名以上の顧客が通うスポーツクラブの支配人をしていた経験から、
床の清潔にはこだわり?気になりすぎて、当時は片手に「クイックルワイパー」は必需品でした。

エントランスやトイレ、ロッカーの床の清掃活動をスタッフと対応していました。

習慣として床の清掃をしていれば、しつこい汚れにもなりにくく軽く拭き取れば大丈夫だと学びました。
施設の床の汚れは、放っておけば汚れが固着し清掃時に除去が困難になるんです。

1. MOTTAINAI(もったいない)

古くから伝わる日本人の心「モノを大切にする精神」こと、
日本語の「MOTTAINAI」は、もはや世界語になっていますが、
世界唯一の「3R」を表した言葉です。

・ゴミを減らす
・繰り返す使う
・資源を再利用する

昔の木床(フローリング)に比べ、種類によっては大量生産の恩恵から、
価格は抑えられたが、強い床(耐久性強度)ではないため、
表層の劣化や剥がれが発生している状況も散見されます。
劣化や汚れから、「床の張替え」はコストも莫大にかかり勿体ないです。

実は、私の自宅も2年で、部分的に床の剥がれが発生しまして、、
弊社の方で施工を依頼しました。今では、やってよかったと満足しています。

例えば、こどもが食べ物や飲み物をこぼしても「イラッ」とはしますが。笑
水拭きで「よしよし」とついでに広い範囲の床掃除を合わせてしています。

⒉ 学校文化と妻から得た教訓

幼少期に、学校で夏休み前の習慣行事として、
四つん這いになり、雑巾がけ~WAXをすることによって、
目に見えて綺麗になり「爽快感」、「気持ちよさ」を感じたことを覚えています。
全身運動から、普段鍛えられない体幹にも働きかけることができ体力的にも良いかと。

そして、汚い床が綺麗になる一つの「改善」という体験は、
モノを良き状態に変化させられる「成功体験」にもつながるのです。
まさに、心も身体も健康になる。今思えば教育としても素晴らしいと感じております。

最近、保育事業を推進する中で妻に教えていただいたことがあります。

それは、2人のこどもの保育園選びについてです。

私:「保育所選びで、重要視する園のポイントは?」

妻:「床がごちゃごちゃしていないこと。配線ケーブルや延長コードなど、床に物が散乱していたり床自体が綺麗に清潔なことは重要・・・」

私:「なるほど!」

要するに、子供もそういった扱いをされたくないという心理がはたらくそうです。
そして、企業であれば、大切な客人を迎えるにあたり「玄関 」、「トイレ」など、床が綺麗で清潔であれば「安心」であろうという判断になります。

⒊ 施設の床施工

保育、学校、福祉などの多くの人が出入りする室内を施工する中で、
児童の運動量や砂が室内に上がる環境下ではもちろん、施工後に劣化はします。
そんな環境でも、必ずこのようにお声かけを心がけております。

「お金をかけてせっかく綺麗に再生した床です、是非大事に扱ってくださいね」です。

施工完了後の荷物の移動を職員さんがおこなった際に、
「ギィー!」と、棚などを引きずって、せっかく施工した部分が傷んでしまうことがあります。

これこそ、究極にMOTTAINAIことではないでしょうか。
ものを大切にする精神とは、現状のあるモノに感謝しつつ、
自分ごととして、維持管理をさえも徹底できればモノも長持ちもします。

東京都のある園長先生は、9年前に園の施工をいただき再度のご依頼をいただきました。
床の状況は、もちろん光沢は少し落ちていましたが、
状況は未だにキレイを維持していました。先生の言った言葉はこうです。

「毎日、◯時に砂をホウキで外へ掃き出し、◯時に汚れを拭き取ります!」

5W1Hが徹底されていました。(いつ、どこで、誰が、何を、どのように、なぜ)
この様な、習慣が保育事業でも徹底しておられる様子で、児童数は定員一杯の状況です。

更に、保護者会で「園児の床」の効果効能をご説明をいただき、
保護者様の感想まで、我々にお伝えしていただきました。

保護者の声は、「綺麗ですねーツルツルした見た目なのに、滑らないって不思議~」
ここで、安全性まで気づいていただけたのです。
コストをかけたものは、「活かしてなんぼ」です。

もう一つ、私の「活かしてなんぼ」があります。
それは、「施工前の以前の床を一部残すこと」これをすることで、
過去の劣化した状態へ戻らないために、”どう扱うべきかを考える機会”
大人もこどもたちへも、床やモノを大切にする精神へと「教育」に役立てていただきたいと思っております。

現在は、施設の「ハード面」のサービスですが、
将来的には「ソフト面」のサービス展開も視野に入れて両面で施設運営をサポートしたい。
そんな事を妄想しながら、まずは我々事業部も日々の汚れ(反省)を活かしつつ、

床の改善・メンテナンス習慣・モノを大切に扱う精神(教育)など。
地域や社会へプロとして誇りを持って発信していければと思っております。

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